投資信託協会は、
「証券会社や銀行で個人が買える公募投信の4月末残高は、

99兆2000億円弱と、前月末比2兆円増え、
前年同期比2割強増加した。」と発表しました。

 

最近の1年間で、
日経平均株価は約4割上昇し、
対ドルの円相場は約2割下落しました。

 

これが、株式や外貨建て資産を組み入れた投信の運用益を
押し上げています。

 

また、購入額から解約・償還額を引いた月次の資金流入額は、
2013年7月から22か月連続でプラスとなっています。


 

デフレが終息しつつあり、
預金だけでは資産価値が目減りすることもあり、
投資へシフトする個人マネーの流入が続いています。

 

売れ筋商品は、以前と比べ多様になってきています。

 

残高上位に目立つのは、
相対的に高い利回りの外国債券や
不動産投資信託(REIT)で運用する投信や
手数料が通常の投信より安い上場投資信託(ETF)などがあります。


 

少額投資非課税制度(NISA)では、
約3兆円の投資総額の6割強が投信となっています。


 

世界の投信残高は、
2014年末で約3700兆円です。

 

そのうち、米国は約1900兆円、
オーストラリアは約190兆円あります。

 

日本は、約1700兆円の個人金融資産があり、
今後この市場はますます大きく伸びていくものと期待されています。


 

詳細は、投資信託協会のHPをご覧ください。
www.toushin.or.jp/