総務省は、2014年の家計調査(貯蓄・負債編)を発表しました。

 

それによりますと、
2人以上の世帯における1世帯当たりの金融資産額の平均値は1798万円で、

前年に比べ59万円、3.4%の増加となり、
比較可能な2002年以降最高となりました。

 

金融資産の主な内訳は、下記の通りとなっています。

 

(項 目)         (金 額)   (対前年増減)  (構成比) 

 

預  金         1138万円 58万円、5%増加 63% 

 

生命保険など        371万円  8万円、2%減少 21%

 

有価証券(株・債券など)251万円 11万円、5%増加14%

 

世帯別では、
勤労者世帯が1290万円で、
前年に比べ46万円、3.7%の増加となり、



高齢無職世帯(世帯主が60歳以上で無職の世帯)が
2372万円で、9万円、0.4%の増加となりました。

 

高額の金融資産を保有する一部世帯の影響で、
全体の平均値が上がる傾向があります。

 


金額の低い世帯から高い世帯へ順番に並べ、
ちょうど中央の値である中央値で見ると、
2014年は1052万円、
前年に比べ2.8%の増加でした。

一方、1世帯当たりの負債額は509万円で、
前年に比べ10万円、2%の増加となりました。

 

このうち勤労者世帯は756万円で、
前年に比べ16万円、2.2%の増加となっております。

 

詳細は、総務省のHPをご覧下さい。 www.soumu.go.jp/