東大と京大が推薦入試を初導入

 

東大は、2016年度入試の募集人員約3千人のうち、全10学部の計約100人を、後期試験を廃止して新設する推薦で選抜します。

 

科学五輪入賞や論文提出など学部ごとに要件を設け、書類選考・面接と来年1月のセンター試験を課します。

 

11月上旬の願書受付から合格発表は来年2月という長丁場になります。

 

黙っていても優秀な学生が集まるはずの東大が、手のかかる推薦に乗り出したのは、似たタイプの学生が増え、多様性が失われてきたためです。

 

推薦ではセンター試験で一定の学力を担保しつつ、高校時代の活動を多角的に評価します。

 

一般入試では合格できないかもしれませんが、特定の分野に優れ、学ぶ意欲の強い学生の確保を目指します。

 

一方、京大は学部別にAO、推薦、後期の特色入試を導入します。

 

全10学部のうち、多くの学部が新たに採用する「学力型AO」では、志願者に大学で何をどのように学びたいかを記入する「学びの設計書」の提出を求めました。

 

すでに願書受付が締め切られた3学部では、出願者の在籍校が、例年一般入試で合格者が多い高校とは違う顔ぶれになっているようです。

 

阪大・北大・東北大などその他の国立大学でも、多様な人材を獲得するためにさまざまな入試改革を2016年度に予定しています。

 

 

具体的な例として、京都大学では、「京都大学特色入試」という名称で実施されています。

 

医学部・医学科では選抜方法を書類審査・小論文・面接試験とし大学入試センター試験結果は考慮しません。

 

京都大学特色入試の概要はこちら ↓

http://www.nyusi.gakusei.kyoto-u.ac.jp/tokushoku/essential/

 

各学部の募集人員・出願状況はこちら ↓

http://www.nyusi.gakusei.kyoto-u.ac.jp/tokushoku/capacity/

 

 

 

国大協広報誌「国立大学 Quarterly Report」別冊第13

こちらのPDF6ページに世界大学のランキングが掲載されています。

 

 

1位・・・カルフォルニア工科大学

2位・・・ハーバード大学

3位・・オックスフォード大学

 

23位・・・東京大学

 

48位・・・北京大学

 

50位・・・ソウル大学

 

59位・・・京都大学

141位・・東京工業大学

157位・・・大阪大学

165位・・・東北大学

 

国立大学 広報誌 PDFです。 ↓

http://www.janu.jp/report/koho/janu-quarterly-report13.html

 

 

 

 

じりじりと日本の最高教育レベルの東京大学のランクが下がっています。

今年発表されたデータによると東京大学は
世界ランキング23位のところ43位となりました。

 

この内容に関するブログ記事はこちら ↓

 

http://ameblo.jp/yy-hoken/entry-12086573830.html

 

 

がんばれ!ニッポン!そう思わずにはいられません。

ノーベル賞はの日本人の誇りです。

 

さすがに、危機感を感じているのでしょう

国立大学の将来ビジョンに関するアクションプランを打ち出しております。

国としても財政状況は苦しいけれど、良い人材育成のために力を入れる

その決意と行動プランが書かれています。

 

 

お時間のあるときにご一読ください。↓

 

http://www.janu.jp/voice/20150914actionplan.html