9割の人が「大学の教育費は高い」

 

連合は、インターネットを通じて大学生や大学院生の子を持つ親千人に、教育費の負担について調査しました。

 

それによりますと、「金銭的負担がネックになり、進学希望を十分にかなえてあげられなかった」と回答した人は33.5%に上りました。

 

これは、世帯年収が低い方が多い傾向となり、世帯年収200万~400万円未満の層が61.6%、1500万円以上では17.8%という結果でした。

 

「大学で学ばせるための費用は高い」と感じている人は、90.3%に達しました。

 

奨学金の利用は31.7%で、返済義務のある奨学金の平均額は302万円でした。

 

下宿など自宅外通学をしている子に対する仕送りの年平均額は、93万円でした。

 

国公立大学の4年間の教育費負担は団塊の世代が大学生の頃は約5万円だったそうですが、現在は約500万円で、なんと100倍になっています。

 

日本の将来を託す若者を育てるために、他の費用は削ってでももっと教育に投資すべきではないでしょうか。