今日は、実務であったこぼれ話をひとつ。



保険のご相談に来られたお若いご夫婦

お子様はまだ赤ちゃん。

保険にまったく加入していない旦那さん。

そしてOL時代に一通り(生命保険・医療保険・がん保険)に入っている奥さま

まあ、対照的はお二人・・・そんな価値観が違うお二人ですが、

ご縁があってご夫婦になられたのですから、


「ケンカしないでください!!!」


ご主人曰く、「俺は死なないので、必要ない!」

奥様曰く、「そんなのわかっていたら、保険はいらんわ!もしものことがあったらどうすんの!!怒」

私「・・・・・・」


このようなことで、もめるのはよくあることです。

結果的には、夫婦の力関係で強いほうの(この場合は夫)意見が通りますね。

理屈じゃなくて。



ファイナンシャルプランナーとしては

リスク管理の面で大黒柱のご主人に万が一のことがあると

苦労する状態(ご両親様の援助もあまり期待できないご夫婦)なら

最低でも~ぐらいの生命保険ははいっておいたほうがいいと思いますと

お伝えするのですが、

「俺は死なない」 「保険は嫌い」とか感情論で反対されると

さすがに、ねぇ・・・・。


価値観の違いとはいえ、本当に夫に万が一の場合に困るのは

妻なのですから、子を持つ母として

そこは冷静に考えてみればわかるのではと、ハラハラしてしまいます。


お若い方ほど、怖いもの知らずである意味当然ですが、

健康に対する「有難み」は、希薄です。


ですが、保険は、生身の体にかけるものですので、

いつでも、はいれるもんじゃないんですね。

そのあたりのこと、お若いとわかんないんでしょうね。



そのギャップを埋めるのも私のお仕事です。