健康保険料が過去最高を更新

 

健康保険組合連合会は、大企業の会社員らが入る健保組合の2016年度予算の集計結果をまとめました。

 

一人あたりの平均保険料は、年間47万9354円と過去最高を更新しました。

 

高齢化に伴う医療費増で、健保の負担は一段と重くなっています。

 

健保連が推計した1399組合の平均保険料率は9.1%で、前年より0.1%上昇しました。

 

健保組合の経常収支は1384億円の赤字になり、赤字の健保は全体の64%に達しています。

 

労使の負担する保険料は上がりましたが、医療費の増加に伴う支出の伸びを補いきれていません。

 

 

支出で伸びが目立ったのは医療給付費で、総額3兆9793億円となり前年比3.8%増加しました。

 

高齢化に加え、医療技術の進歩で高額な治療・薬剤が増えていることが大きく影響しています。

 

健保連は、サラリーマンと企業が折半する保険料率の引き上げが、限界に達しているとしています。

 

 

手取りが増えない! 

 

健康保険料、今後も増える見通し

 

本気で自助努力を考えないと・・・・大変です。