総務省は、
都道府県と市町村の2014年度の地方税収は
38兆4224億円と発表しました。

 

前年度から1兆7530億円増え、
5年連続の増加となりました。

 

地方法人2税、個人住民税、地方消費税などが
それぞれ前年より増加し、
全体では7年ぶりの伸び幅になりました。

 

主な内訳は、次の通りとなりました。

 

・企業が自治体に納める法人事業税と法人住民税の合計は
企業の業績向上により、5兆7730億円、
前年比6919億円増加。

 

・個人住民税は、
企業の配当に課される配当割が大きく増え、
12兆3050億円、前年比2121億円増加。

 

・地方消費税は、
税率が3%上がったことが寄与し、
3兆1064億円、前年比4568億円増加。

 

・固定資産税は、
8兆6449億円、
前年比1146億円増加。

 

地方税収は、
2007年度に39.5兆円と
最高になりました。

 

リーマンショック後の2009年度には、
34.6兆円まで落ち込みましたが、

景気の回復に合わせて徐々に増えてきております。

 

総務省は、2015年度は地方財政計画の中で
2007年度を上回る
39.7
兆円の税収を見込んでいます。