祖父母が孫に教育資金を1500万円まで
非課税で贈与できる制度の利用額が、
7月末時点で累計1兆円を突破しました。
(大手信託銀行4行と都銀1行の合計)
2013年4月に制度が始まって2年強で、
件数も14万5千件に達し、増加のペースは衰えていません。
そのうち、1000億円超が教育費として引き出されています。
子育て世代の負担軽減につながっています。
贈与を受ける孫の年齢は、6歳未満が最多で全体の3割に達します。
平均の贈与額は約700万円で、
制度の上限である1500万円を贈与する人は
全体の2割弱にとどまっています。
若い夫婦のお悩みは住宅ローンを返済しつつ
教育資金を貯めつつ、老後資金を確保すること、
なかなか教育資金までうまくたまらないと
相談に来られます。
そんな中で、おじいさま、おばあさまは
心強い「打ち出の小づち」
相続税の負担増の影響もあり、
お孫さんへの贈与はまだまだ増えそうですね。