文部科学省は、2014年度に全国の小学校で起きた児童の暴力行為が、前年比572件増の1万1468件と4年連続で増え、過去最多を更新したと発表しました。

 

中学校での暴力行為は3万5683件(4563件減)、高校は7091件(1112件減)となり、中学校と高校は減少しているものの小学校のみ増加しています。

 

小学校での暴力行為の内訳は、「児童間の暴力」が7113件、「教師への暴力」が2151件、「器物損壊」が1997件となっております。

 

小学校で増えた背景については、「感情のコントロールがうまくできない児童が増え、些細なことで暴力をふるう」などが考えられます。

 

文科省の担当者は、「中学や高校ではスクールカウンセラーや警察との連携が進んでいるが、小学校でも児童をケアする体制の整備を急ぐ必要がある」と話しています。

 

都道府県別では、発生件数が最多となったのは大阪府で、最少だったのは秋田県でした。

 

2番目に少なかった福井県では、小学生が地域住民や他学年と触れ合う時間を増やしています。

 

周囲と絆を深めることで自己肯定感が強まり、暴力で感情を表す児童が減ってきており、効果が表れてきているようです。


最近、この本を読みましたのでご紹介しますね。
心療内科へ行く前に食事を変えなさい  姫野友美氏 

この本を読んで、本当に子供からの食生活が大事だと思いました。
小さいお子様をもつお母様にもぜひよんでいただきたいですね。