プロ野球が開幕

賭博問題で逆風が吹く中、今年もプロ野球が開幕しました。

サッカー・ラグビー・テニスなどの人気が上昇するのに伴い、プロ野球の地上波中継が減少するなどその存在感が薄らいできていますが、球場に足を運ぶファンは増加傾向のようです。

2015年度の入場者数を10年前と比較しますと、パ・リーグが30%増の1073万人で過去最高を更新し、セ・リーグも16%増の1351万人となりました。

パ・リーグでは、2004年に北海道に移転した日本ハム、2005年に参入した楽天が、それぞれ地元密着路線でファンの支持を獲得しました。

10年前と比較して入場者数の伸び率が高い球団は、1位が2倍の広島、2位が1.9倍の横浜DeNA,3位が1.6倍の楽天で、各チームとも女性ファンの開拓やリピーターを増やす取り組みなどが功を奏しています。

「人気のセ、実力のパ」とよく言われ、平均年俸についてはこれまでセ・リーグが高かったですが、2015年にパ・リーグが過去最高となりセ・パ逆転しました。

今年は、セ・パ両リーグとも実力伯仲し、どのチームにも優勝のチャンスがありそうです。

監督が若返りルーキーも活躍しており、エキサイティングなゲームが期待できそうです。