特定の地域に宿泊したら、
宿代の半額程度が国の補助金から支払われる。

 

そんなお得な制度「ふるさと旅行券」がスタートしています。

 

国の地方創生事業の一つとして2014年度末に始まり、
県や市町村が発行した旅行券をコンビニや宿泊予約サイトなどを通じて
購入する仕組みです。

 

旅行券は通常、額面を割り引いて発行される仕組みとなっています。

 

例えば、額面1万円の券が、割引価格5000円で手に入るとします。

 

対象となる旅館で宿泊料金が仮に1万2000円だったとすると、
旅行券を持ち込めば10000円に充てられます。

 

利用者の負担総額は、追加の2000円を含め7000円となります。

 

ふるさと旅行券を買えるのは、
大手コンビニ店にある自動発券機だけではなく、
「楽天トラベル」や「じゃらんnet」など大手宿泊予約サイト上から
オンライン購入できるようになっています。

 

各サイトの専用ページには、
ふるさと旅行券を発行する自治体の情報が多数掲載されており、
大変便利です。

 

ふるさと旅行券は、2015年度末までの事業で、
恩恵が受けられるのは、原則として来年3月末までです。

 

各自治体の発行が本格化するのは、これからです。

 

夏休みなどの旅行先で気になる地域があれば、
ふるさと旅行券の発行情報をチェックされてはいかがでしょうか。