かんぽ生命保険は、8月から保険料を引き上げます。
終身・養老保険など貯蓄性の高い商品は、若者や中年層で最大1割強値上げします。
市場金利の低下で運用が難しくなっているためで、全商品の保険料を一斉に見直すのは、民営化前の2001年7月以来15年ぶりとなります。
一方、寿命の延びを踏まえて、高齢者の保険料は下げます。
かんぽ生命は、契約者に約束する運用利回り(予定利率)を年1.5%から1.0%に下げ、運用益が減る分保険料を引き上げます。
例えば、30歳男性で保険金額300万円の終身保険の場合、保険料は現行より14%上がります。
一方、契約者の年齢ごとの死亡率の想定を見直して、近年の寿命の延びを反映し、年齢が高い人ほど値下げ効果が強く働きます。
同じ終身保険に70歳で加入すると5%下がり、増え続ける高齢者を開拓します。
掛け捨ての10年定期保険は、全世代で値下げをします。
低金利で貯蓄性商品の魅力が薄れる中、保障性商品の販売にも注力します。
若い人、貯蓄性の終身保険は値上げ・・・1割以上!!
高齢者は値下げ・・・・5%以上!
そして掛け捨ての定期保険は全世帯で値下げ・・・