必要な老後資金は?
老後資金は2000万円必要?問題、世間で話題になりましたが、
老後資金と一言で言ってもどんな生活をおくるのか?おくりたいのか?によって必要なお金は異なります。
これをやれ2000万円、足りない、3000万円・・・という議論はおかしい
そこで、ニッセイ研究所は、「年収別、老後の生活資金として用意すべき資産額」
として試算を発表。
この試算では年収から教育費を差し引き、夫が先に亡くなった場合には生活費は3割減となる前提で計算
また退職後の生活水準を現役よりも1割落とした場合も試算したとの事。
そのレポートはこちら
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=61979?site=nli
年収500万円では2000万円あればOK
気になる結果は・・・・
年収500万円では、2000万円あれば同水準の生活を維持できます。
しかし、
50代の3割は500万円~700万円の年収のため
年収500万円~700万円では
同水準の生活が維持できる老後資金は3200万円必要
2000万円では、
10%生活の質を落とさなければならないそうです。
安心した人もいれば、不安になった人もいるかもしれません。
されど老後破綻生活予備軍は5割
今の50代の方で、このまま老後を迎えた場合、
老後の生活水準が今より10%落としただけでは
済まされない人が5割いるそうです。
これって、このままでいくと、「老後生活困窮予備軍」ですよね?
その老後生活困窮予備軍は、
年収別でみると、
年収の低い世帯ほど多く
年収500万円未満の世帯で5割。
しかしながら、
年収1,000万円以上の世帯でも4割を超えるそうです。
年収の低い方の生活困窮予備軍は想定できますが、
年収の高い人でも4割ということに衝撃です。
老後資金生活困窮予備軍からの脱出
あなたはこの老後生活困窮予備軍に入っていませんか?
次回は、老後生活困窮予備軍からの脱出方法について
書いていきます。