経団連に加盟する大企業の会社説明会などの採用活動が3月1日に解禁となり、2017年卒大学生の就職活動が本格的にスタートしました。

 

人手不足が広がる中、面接などの選考解禁が2か月前倒しの6月になった短期決戦の就活となります。

 

自動車や商社などの人気企業も説明会の回数を増やしたり、授業後に参加しやすい夕方に開いたりするなど、学生へのアピールに力を入れています。

 

一方、学生も就業体験などに積極的に参加しています。

 

人手不足などを背景に、就活は学生の売り手市場が続いています。

 

ある調査では、今年の採用活動で6月の解禁前に内々定や内定を出すと回答した企業は44%に達するそうです。

 

すでにインターンやリクルーターを使った学生の青田買いが始まっているようです。

 

人材争奪戦が激化すれば、実質的な採用活動の前倒しが一段と進む可能性があります。

 

近所のフランス人がオーナーのパン屋さんですが、この人で不足のため

雇用をあきらめ、ご夫婦二人で切り盛りするそうです。

 

いまは完全雇用の状態ですから、売り手市場。大学生さん、大学生の親御さんにとっては、追い風ですが、雇用する側は人材確保に大変でしょう。

 

テレビのニュースで見ましたが、奨学金を借りている場合は、就職したら、一部負担する会社もあるそうです。

 

そこまでして、アピールしないといけないようですね。