客室稼働率は大阪が全国1位
官公庁が発表した宿泊旅行統計調査で、2015年の大阪府内の宿泊施設の客室稼働率は、前年から4.2%上昇して85.2%となり、2年連続で全国1位となりました。
延べ宿泊者数は外国人客が5割伸び、日本人客を含む全体で3000万人を突破しました。
大阪や京都の中心部のホテルは、予約が一段と取りにくい状況になっており、宿泊客は、大阪市の周辺や滋賀県・兵庫県などに流れる傾向が強まっています。
京都府内の客室稼働率は、訪日客の増加により全国3位の71.4%でした。
稼働率はほかの4県でも軒並み上昇し、次の通りとなりました。
客室稼働率 前年比
滋賀県 60.5% +25.7%
兵庫県 58.9% +26.4%
和歌山県 47.7% +8.6%
奈良県 46.3% +21.1%