日本経済新聞社の2015年夏のボーナス調査によると、
全産業の平均支給額は前年比2.1%増の
80万5858円となりました。
前年比プラスは3年連続で、
好調な業績を背景に積み増す企業が広がり、
リーマン・ショック後初めて
80万円台を回復しました。
製造業の平均支給額は2.5%増の約86万円で、
主な業種別の支給額と前年比増減率は下記の通りとなっております。
(業 種) (支給額) (増減率)
繊 維 67万円 2.8%
化 学 81 3.6
医薬品 94 0.8
鉄 鋼 77 6.9
機 械 84 1.1
電 機 88 6.3
自動車 98 0.7
一方、非製造業の平均支給額は1.0%増の
約67万円で、
主な業種別の内訳は下記の通りとなっています。
(業 種) (支給額) (増減率)
建 設 76万円 5.6%
不動産・住宅 130 2.6
商 社 68 ▲2.6
百貨店・スーパー 53 5.7
通 信 74 ▲0.9
支給額の伸び率は、
2014年夏(前年比9.1%増)
を下回っているものの、
今春の賃上げとともに個人消費を下支えしそうです。