地震保険はお高い?地震の保険についてのQ&Aもアップしました!






のど元過ぎれば・・・ということであれほどの大惨事になった阪神大震災から、14年たちましたが、地震保険の加入率は、兵庫県では、36.8%・・・10世帯中4世帯です。
 あんな大震災が起こったので、自分が生きている間は、再び発生しないということでしょうか?

火災保険では、地震・噴火・津波による損害は補償されません。
 地震等による火災(延焼・拡大も含む)によって生じた損害だけでなく、発生原因を問わず地震等で延焼、拡大した損害も補償されません。
地震の場合、火災保険は役に立ちません。

そもそも保険というものは、もしものときに、ダメージが高いもの(ここでは、大地震による家屋の倒壊)に準備するもの・・・預金からその損害金額はカバーできないので保険に加入するというものでしょう。
 地震で家が丸焼けになっても、1円も保険金がでないはちょっと不安ですね。

 ちなみに加入率が高い県の順位は、1位高知県 72.6%2位愛知県63.3% 3位宮城県62.9%です。
最も加入率が低いのが、長崎県の27.1%。これは2008年度の調べ(損害保険料算出機構)ですが、2004年度は14.2%と非常に低くまだ増えたほう・・・。

ご参考までに、地震保険についてのQ&Aをアップしました。


Q 火災保険ではなぜ地震に対応していないのでしょうか?
A 地震の場合は、大規模な火災が発生する可能性があり、とても民間だけでカバーできない補償金額となります。政府のバックアップがないと対応できないためです。


Q 火災保険は加入していないが地震保険のみ加入できますか?
A できません。火災保険とのセットになります。
  火災保険に加入していて、地震保険を中途付加することは可能です。

Q地震保険はなぜ、火災保険の50%までしか契約できないのでしょう?
A 「地震保険に関する法律」に定められておりますが、巨大地震が発生した場合、全額補償すると保険金の支払いに支障をきたす可能性があるからです。

※地震保険は建物と家財のそれぞれに契約する必要があり、その契約金額は火災保険の30%~50%以内で設定し、その金額が加入限度額(建物5000万円、家財1000万円)を超えていれば、その限度額を保険金とします。



Q 地震保険は高いのでは?

A 民間の損害保険会社の利益は一切ありません。保険料は準備金として積立しています。
  民間の損害保険会社が契約募集・損害発生時の確認、保険金の支払いの業務請け負いますが、1回の地震による支払い金額は5兆5000億と定めており、政府の地震調査期間が地域による地震発生の確率から保険料を算出しています。