国立大学ってお安くないのよ・・・
週末はゆるーいダイエットと健康のお話なんですが、
電車にのっていたら、
私の前に座っている、かわいらしい中学生さん、
お友達同士でおしゃべりしていまして、
それを、なにげなく聞いていたら・・・・
「お母さんが、大学は絶対国公立やないとあかん!て言うねん」
「え~なんで?」
「授業料、国立のほうが、安いからやて・・」
「へ~国立って安いんや」
なんと、健気な親孝行なお嬢さん!
と私、感心してしまいましたが、
一方で、お嬢さんたちの親御さんの時代と違って
今は、私立よりも、国立だからって、それほどお安くないのでございます・・・
とつぶやいてしまいました。。。。
↑ こちらが文部科学省のHPにあります国公立と私立大学の授業料でございます。
ちと古いデータでございますがこれによりますと(H21年)
国立535800円/年
私立851621円/年
物価の推移でみると、軒並み国公立の授業料が値上げされていることがわかります。
(文部科学省のHPより)
ちなみに、H27年国立大学の年間授業料は535800円、入学料282000円です。
まだまだ、値上がりする可能性があるようです。
国立大学だからといっても、教育費の準備も大変な時代です。
子供の大学の費用、初年度納入金は
国公大学・・・・817,800円
公立大学・・・935,578円
私立文系・・・1,149,246円
私立理系・・・・1,496,044円
私立医学部・・・・4,664,560円
となります。
詳しくは文部科学省HP(平成25年初年度学生1人当たり納入金額のまとめより)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/1346053.htm
上記金額は大学に収める費用なので、
教科書代、生活費、諸々の費用は別途かかります。
国立大学の初年度納入金学は
私立文系大学の約7割.
私立理系の約5割、
私立医科歯科大学の約2割
つまり、国立大学といっても、目指す進路によって
お得感が異なるのです。
お子さんが、もしも国立医学部進学!ということになりましたら
私立の2割なので
めちゃくちゃ親孝行なお子様です。
ですが私立文系でしたら、納入金額は7割ですから
まあ、よかったかれど、医学部ほどではありません。
私も中学生の母親ですので、
高望みはしませんが、3割安でもいいので
国立大学へ進学してね!と願っております。