6月は国民健康保険料の通知書が送付されてきます。
高齢化の進展や医療技術の高度化などに伴い、
医療費は増え続けており、健康保険料は、
家計にとっても大きな負担となっています。
国民健康保険料がどのようにして計算されているのかを、
西宮市を例に説明します。
国民健康保険料は、
「医療分保険料」、
「後期高齢者支援金分保険料」、
「介護分保険料」で構成され、
それぞれは、全世帯が負担する「平等割」、
被保険者の人数に応じて負担する「均等割」、
前年の所得に応じて負担する「所得割」の合計で計算します。
これを表にすると次のようになります。
平等割 均等割 所得割 年間最高限度額
(1世帯につき)(被保険者1人につき)
医療分 21120円 27720円 6.9% 51万円
支援分 6240円 8040円 2.2% 16万円
介護分 ― 12720円 2.2% 14万円
(注)1.所得割は、前年の基準総所得金額に上記の率を乗じて計算します。
基準総所得金額とは、総所得金額等から基礎控除(33万円)を差し引いた金額です。
2.介護分保険料は、被保険者の中に40歳から64歳までの方(介護保険第2号被保険者)がいる世帯のみかかります。
3.所得などにより軽減・減免措置があります。
各自治体により国民健康保険料は異なります。
詳細は、お住まいの自治体のHPをご覧下さい。