中国国家統計局と中国物流購入連合会が発表した8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、49.7と前月より0.3ポイント低下しました。

 

景気判断の節目となる50を6か月ぶりに下回り、2012年8月(49.2)以来3年ぶりの低水準となりました。

 

PMIは、受注や生産などについて50を上回れば拡大、下回れば縮小を示します。

 

足元の株価の乱高下に加え、主要な貿易港である天津の爆発事故も響き、8月のPMIは悪化しました。

 

特に、景気の先行きを示す新規受注指数は49.7と、前月より0.2ポイント低下し、節目の50を下回る状態が続いています。

 

生産指数は51.7と、前月より0.7ポイント低下しました。

 

設備過剰が際立つ鉄鋼、自動車などの生産が縮小しています。

 

中国は、相次ぐ金融緩和や地方のインフラ投資の加速で景気の下支えを行っていますが、国内外ともに需要は弱含んでいます。

 

世界第2位の経済大国である中国の景気の先行きについて不透明感が増し、市場の大きなリスク要因となっています。


ご存知のように、経済はバブル、プチバブル、規模はいろいろですが、

それを繰り返し成長していきます。

同じように、延々と成長し続けるということありません。

資産運用は、短期的なもうけ(賭け)に走ると失敗します。

中国経済の失速は、当然マーケットに影響を与えますが、

だからといって、資産運用をしないのか?

というと、そうではありません。

最初から、それを見越して投資し続けるスタンスが必要です。

それが長期運用投資です。

日本の公的年金は、おそろしくあてにならないことは

ご存知でしょう。個人投資家の強みは「長期運用」ができることです。

その強みを生かして、資産運用を考えてみませんか?

ぼんやりしていますと、あっという間に定年になってしまいます!

国の財政状況がが大変なのは、

財務省もHPでビデオを流し、訴えています。

財務省HP国の財政状況(動画でわかりやすく解説しています)

http://www.zaisei.mof.go.jp/movie/daijin3/

国の財政を一般の家庭にたとえると

月収30万円の収入に対し、支出は53万円、毎月23万円の赤字ですが、

5143万のローンをかかえており

その返済をするために、

あらたに、毎年ローンを増やしている状態です。

このままでは、いつかは、自己破産してしまいます。

公的年金もあてにならないということは自明の理です。

だれもあてにできないし、不満を言ってきたところでどうにもなりません。

ご一緒に考えていきましょう。