日銀による初めてのマイナス金利政策が2月16日からスタートしました。
主要銀行で、先行する預金金利に続いて住宅ローン金利を下げる動きが広がってきました。
三井住友銀行は、主力の10年固定型の住宅ローン(最優遇金利)を0.15%下げ、年0.9%にすると発表しました。
これは同行として過去最低の金利水準で、5年物の金利を0.85%にするなど、他の固定金利も下げます。
変動金利は0.625%で据え置きますので、固定金利と変動金利の差が縮まります。
他のメガバンクも金利下げで追随する可能性が高いですので、住宅購入やローンの借り換えを考えられている方にとっては、千載一遇のチャンス到来といえるでしょう。
一方、同行は普通預金金利も下げ、0.02%から0.001%に変更します。
引き下げは約5年半ぶりで、過去最低の金利水準に並びます。
定期預金金利については、2~4年物が0.03%から0.025%に引き下げられます。
1000万円の定期預金の利息が年2500円、普通預金の利息が年100円という超低金利時代に突入しました。