人口減少時代において、楽観論・悲観論と国家を二分する意見があるのは、確かです。
だだ、私としてはこの世の中がどうなろうと自己責任において、「自分の身は自分で守る」
言い換えれば、「自分の家族は私(主婦)が守る」ということに尽きないと思います。
日本の男性は一般的に子供の教育問題・夫婦の老後の生活・親の介護・自分の介護についてあまり真剣に考えていないような気がします。(もちろんそうでない男性もいます。ご相談者のなかで、団塊の世代ジュニアといわれるご夫婦はそろって相談にやってきますし、夫も育児に積極的に参加しているようです。)
老後の資金・教育資金には共通するものがあります。
それは、教育資金も老後の資金もまったなしで必要な時期は決まっていることです。
子供が18歳で大学入学する場合、お金がないからといって入学を延ばすことはできませんし、老後はある一定の年齢になると必ず訪れます。
将来発生する資金に対し準備することは、早い段階で行なったほうが楽です。
一番良いと思わないことは、わかっていても何にも行動しないことです。
(たとえば、国民年金はもらえないと聞いたので、支払わない。けれど自分でその分年金を用意しているかというと用意していない。というケース。)
私は若い方たちに仙人のような暮らしをするように言うつもりはありませんが、目先の消費に走り、将来を見ていない気がするのです。
毎月、外食で1万円使ったとします。30年で、360万円の消費。
これを毎月1万円、投資信託で5%運用できる商品に30年積み立てした場合30年後には835.73万円となります。
すこし、お金の使い方をかえるだけで、このような差が出てきます。
お金の運用は、けして難しいものではありません。
今はやりのデイトレのまねをしなくても、方法さえ間違えなければ自分の老後資金を作ることは可能だと思います。
そのためには、自分自身で判断できる知識を持ちそれを生かすことが大切です。
まずは、「自分を知る」そして「自分にあった投資スタイルを発見する」そして「実行する」
それぞれのライフプランにあわせ、お手伝いしたいと思います。