仙台空港が民営化

 

仙台空港が7月に民営化されました。

 

国が管理する空港のコンセッション(運営権売却)の第1号で、東京急行電鉄などが出資する運営会社が滑走路の維持管理や着陸料の収受の業務を始めます。

 

また、格安航空会社(LCC)を中心にアジアの航空路線を誘致し、2044年度の旅客数を15年度比で8割増の550万人に引き上げます。

 

運営会社の仙台国際空港は、東急グループや前田建設工業、豊田通商が出資します。

 

運営受託の期間は、基本30年で最長60年まで延長できます。

 

民営化後は、LCC向けの搭乗ゲートを新設し、旅客数に占めるLCC利用者の割合を14年度の16%から44年度までに51%に引き上げる計画です。