山下FPブログ記事

2016.03.24 / ★資産運用・経済の見通し等

2015年度の社債金利は最低の0.5%

★資産運用・経済の見通し等

2015年度の社債金利は最低の0.5%


国内企業は、かつてなく低い金利で長期の社債を発行できるようになりました。


2015年度の社債の発行条件の平均は、利率が0.5%と過去最低を更新し、償還までの期間は11年8カ月と過去最長となりました。


社債の発行時の利率は、2014年度の平均0.83%から0.33%低下しました。


金利低下を追い風に、企業は社債発行を通じて長期資金の調達に動き、償還までの期間は2014年度(平均7年4か月)から一気に4年以上も伸びました。


期間が10年を超える社債の発行額は、1兆2580億円と前年度の2.4倍に膨らみました。


一方、2015年度の社債発行額は、6兆9400億円と前年比で2割減り、9年ぶりの低水準となりました。


企業の資金需要が盛り上がらないうえ、金利低下で社債の魅力が

乏しくなり、買い手を集めづらくなった面もあります。








2016.03.24 / ★住宅ローン

変動型の住宅ローン金利はなぜ下がらない?

★住宅ローン

マイナス金利政策導入後1カ月以上経過しましたが、住宅ローン金利について固定型は低下しましたが、変動型はほとんど下がっていません。

主要銀行は、貸出金利の基準の一つである短期プライムレート(短プラ)を引き下げておらず、変動型の住宅ローン金利はこの短プラを指標に決めるため、ほとんど下がっていないのです。

プライムレートとは、銀行が財務内容や業績が良い優良企業にお金を貸す際に適用する最優遇貸出金利を指します。

短プラは、1年未満の短期貸し出しの基準金利で、中小企業や個人向け(変動型の住宅ローン・教育ローン・自動車ローンなどの金利)の貸出金利の基準として使われています。

短プラは、現在は年1.475%が多く、2009年1月から据え置かれ、2001~2006年につけた過去最低の1.375%を上回ったままです。

預金金利の下げ幅が限られる中で短プラを下げると利ざやが縮小し、銀行の収益が減少するという事情があります。

また、短プラは中小企業向けの貸出金利の基準にもなっており、マイナス金利政策の恩恵が大企業など一部にとどまり、中小企業に届きにくい構図となっています。

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