NISAが1000万口座に迫る
金融庁は、少額投資非課税制度(NISA)の2015年末の利用状況を発表しました。
口座開設数は制度開始以来2年で987万口座となり、前年と比べ20%増加しました。
しかしながら、口座開設者のうち一度でも投資した人の割合は47%にとどまり、半数超の人が開設後に投資をしていないことがわかりました。
年代別では、60歳以上が54%と半数超を占めるなど依然として高い割合となりましたが、20代(4.5%)や30代(9.8%)の割合が少しずつ増えています。
マイナス金利政策により預金ではお金を増やせない中、NISAなどを活用した投資が今後増える可能性があります。