2015年度の訪日客が2000万人を突破
観光局は、2015年度の訪日外国人客数が約2136万人と、初めて2000万人を超えたと発表しました。
アジア地域を中心に増え前年と比べ46%伸びました。
政府は、20年までに年間の訪日客数を4000万人に増やす目標を立てています。
15年度の訪日客の内訳は、中国・韓国・台湾・香港で全体の7割超を占めています。
一方、消費動向調査によりますと、1~3月の旅行消費額は9305億円と前年に比べ32%増え、うち中国が3901億円と4割超を占めています。
ただし、訪日客1人あたりの旅行消費額は、約16万2千円と前年比マイナスに転じました。
特に中国は、人民元に対し円高が進んだこともあり11%減少しました。
また、大阪観光局は、15年度に大阪府を訪れた外国人客が前年比82%増の789万人となったと発表しました。
関西国際空港の格安航空会社(LCC)の就航便の増加などを背景に、中国・韓国など東アジアからの訪日客が大幅に増加しました。