電力の小売全面自由化
現在、一般家庭では電力をどの会社から買うかということを選択できません。
しかしながら、今年の4月1日から、一般家庭向けの電気の小売販売への新規参入が可能になり、全ての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになります。
これを「電力の小売全面自由化」と言います
約8兆円の電力市場の自由化により、小売各社から例えば次のようなさまざまなプランが提供されることが考えられます。
①電気とガスの同時契約による割引プラン
・関西電力と岩谷産業など
②携帯電話料金などとのセット契約による割引プラン
・大阪ガスとNTTドコモなど
③ポイントサービスプラン
・東京ガスとPonta・Tポイント・楽天など
④住宅購入顧客などへの電気料金割引プラン
・ミサワホームなど
⑤太陽光などエコ発電した電気を使うプラン
・神奈川県太陽光発電協会など
⑥コンビニ・家電量販店などでの販売
・三菱商事とローソンなど
⑦鉄道会社がグループ商品・サービスとセット販売
・東急電鉄など
年間の電気代を14万円としますと、これらの割引プランにより仮に5%下がれば7千円のメリットが出るということになります。
4月からのスタートに向けて、今後さまざまな会社から割引などプランの詳細が発表されます。
それぞれのご家庭で十分にご検討の上、家計の節約に取り組みましょう。