1月の訪日客は前年比52%増
観光局は、1月の訪日客数が185万人、前年比52%増と発表しました。
単月では過去2番目の高水準であり、最大の押し上げ要因が中国で、中国株・人民元安の逆風下にもかかわらず、前年比2.1倍の48万人に増えました。
国・地域別にみると、首位が韓国で、51万人、前年比44%増でした。
3位の台湾が32万人、前年比48%増、以下香港(13万人、前年比43%増)、米国(8万人)と続いています。
また、春節(旧正月、2月7~13日)の訪日客も好調で、2月も勢いは続きそうです。
一方、爆買いの中身は様変わりしています。
売れ筋は、バッグなど高級ブランド品から化粧品など日用品へ移り、客単価が下落しています。
訪日客が富裕層だけでなく中間層に広がっていることも影響しています。
また、買い方も変化し、親戚・友人などに頼まれた土産を大量購入するより自分が買いたいものをゆっくり選ぶ人が多くなっています。
さらに、訪問先についても東京や大阪以外が増え、地方へ足を伸ばす人が目立つようになりました。