7月の求人倍率は23年ぶりの高水準

 

厚生労働省が発表した7月の有効求人倍率は、
1.21倍で前月から0.02ポイント上昇しました。

 

企業収益の改善で求人が増え1992年2月以来、
23年5か月ぶりの高水準でした。

 

総務省が発表した完全失業率は、0.1%低下の3.3%でした。

 

厚労省は、「雇用情勢は着実に改善が進んでいる」と基調判断を上方修正しました。

 

有効求人倍率とは、全国のハローワークで仕事を探す人一人に対し、
企業からの求人が何件あるかを示したものです。

 

現在の状況は、現行の賃金水準で働きたい人が
すべて職を得る「完全雇用」の状態に近いとされています。

 

企業の人手不足感は今後も強まりそうです。

 

近畿の有効求人倍率は1.11倍で、前月比0.01ポイント上昇しました。

 

大阪(1.20倍)と京都(1.15倍)が高く、
兵庫(0.98倍)が1倍を割っています。

 

近畿の完全失業率は4.3%、前年比0.4%低下しました。



大学生の就職活動も、終盤。今年は、よさそうですね。

私が、就職活動をしていたときは、「男女雇用機会均等法元年」でした。

まだまだ女子学生は「お茶くみ」で、戦力とは思われていない時代。

昔も、今も就職活動は大変ですが、

希望するところ、あきらめないで最後まで、頑張ってくださいね。

またもし、希望するところに就職できなくても、けしてがっかりしないでください。

回り道になっても、その時の経験が、あとですごく役に立つこと

たくさんありましたよ。

黒のスーツを着て浮かないお顔の女子学生さんをみて、

ふとそう思いました。 「がんばれ~」