学校外での学習時間が増加
中高生が、家や塾など学校外で学習する時間が増えていることがベネッセ教育総合研究所の調査でわかりました。
調査は1990年から始まり、今回は5回目となります。
学校外での平日の平均学習時間は、高校生が84分で、2006年の前回調査より14分増え、調査開始以来、初めての増加となりました。
中学生は90分で前回より3分、小学生は95分で14分それぞれ増えました。
増加の原因は宿題で、高校生で9分、中学生で7分、小学生で13分宿題に費やす時間が増えています。
研究所は、「全国学力テストが始まるなど、学校間の競争が激しくなったことで、学校が宿題にも力を入れるようになったからでは」と分析しています。
学校の授業で好きな勉強方法を尋ねたところ、中高生の約8割は「先生が黒板を使いながら教える授業」でした。
一方、「考えたり調べたりしたことを工夫して発表する授業」も中学生47%、高校生38%と前回より増え、自ら学ぶ意欲が上がったことがわかりました。
調査を監修した大学教授は、「学習は量だけではなく質も大切。特に高校では、自ら学ぶ能動的な学習に力を入れる必要がある」と指摘しています。
ご質問しますと
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