厚生労働省が発表した2015年の人口動態統計によりますと、1人の女性が生涯に産む子供の数を推計した合計特殊出生率は1.46となり、2年ぶりに上昇しました。
前年を0.04ポイント上回り、1994年の1.50以来の高さでした。
経済環境の好転や30歳代~40歳代前半の出産が増えたことなどが背景にあります。
出生数も約100万人で5年ぶりに増加に転じましたが、水準は過去2番目に低く、少子化には歯止めがかかっていません。
厚労省は、出生率が増加した理由を「13~14年に経済が好転したことが一因になった」と説明しています。
しかしながら、先行きについては「人口が減少する中で、出生数が増加に転じるのは難しい」と分析しています。
安倍政権が25年度の目標として掲げる希望出生率の1.8の実現については、めどが立っていません。
また、人口を維持するのに必要とされる2.07には遠く及んでいません。
育児に専念、子育てしながら、育児
どの選択肢も自由に選べるのはOKですが、
仕事がしたいのに、預け先がなく、
子供を産むのを
あきらめるまたは、消極的になる
というのは、NG
保育園の待機児童の解消に政府も本腰を入れないといけないですね。