住宅ローン金利を引き下げ
住宅金融支援機構は、長期固定型住宅ローン「フラット35」の7月の適用金利を発表しました。
主力の借入期間21~35年(融資率9割以下)の最低金利は前月より0.17%低い0.93%となり、過去最低を更新し、この期間の金利が1%を割り込むのは初めてです。
期間20年以下の最低金利も前月から0.14%下がり、過去最低の0.85%になりました。
日銀のマイナス金利政策を受け、指標となる長期金利が低下していることによるものです。
また、三菱東京UFJ銀行も、7月適用分の住宅ローン金利を発表しました。
10年固定型の最優遇金利を6月より0.3%引き下げて過去最低の年0.55%としました。
三井住友信託銀行は、0.1%下げて年0.4%とします。
住宅ローンの申し込みが増える秋に向け、金利の引き下げ競争が再び活発化する可能性があります。