マイナス金利政策の中、突然注目を浴びた10年固定金利ローン、
各銀行、10年固定金利を前面に、ローンの主力商品としておすすめしています。
バブルの手前から、不動産業界にかかわって金利動向をウオッチしている私ですが、
このように10年固定金利が「花形」になったことを見たことがありません。
各行の3月の10年固定金利(店頭金利から優遇後の金利)は
インターネット銀行では0.47%~0.59%
メガバンクでは、0.8%
となっております。
ちなみに変動金利は
インターネット銀行では0.519%~0.6%
メガバンクでは0.625%
変動金利は、10固定とほぼ変わらない金利なので、各行10年固定を推奨販売としているか
おわかりになるかと思います。
では、長期固定金利はどうでしょう?
フラット35(住宅金融線機構) 35年返済 1.25%
もしも省エネタイプのお家、フラット35Sでしたら、
1.25-0.3=0.95%
これが5年または10年、その後1.25%で確定
いままでは変動金利が長期固定金利かということでしたが、
今後は、10年固定金利か長期固定金利かということですね。
新規で購入される方、また住宅ローンをすでに利用されている方も
安易に低い金利に飛びつかないで、長期計画で住宅ローンの返済計画をたてましょう。