三井住友信託が10年固定型金利を0.5%に引き下げ

 

日銀のマイナス金利政策を受けた銀行の住宅ローン金利の引き下げ競争が、一段と激しくなってきています。

 

三井住友信託銀行は、主力の10年固定型の金利を3月から0.2%引き下げ、過去最低の年0.5%にすると発表しました。

 

同行は、指標となる長期金利の低下を反映し、10年固定型の最優遇金利を3か月連続で引き下げます。

 

年0.5%は主要行で比べても最低の水準で、主なインターネット銀行が年0.5%台に設定している変動金利よりさらに低くなります。

 

また、同行はほかの期間も下げ、5年固定は0.05%低い年0.4%にします。

 

メガバンクでは、三井住友銀行が、2月16日から10年固定型住宅ローン金利を年0.9%に下げ、みずほ銀行も追随しました。

 

また、三菱東京UFJ銀行は、3月から年0.8%にすると発表しています。

皆様が選ぶ住宅ローンの選択の中で、10年固定金利が良いかどうかは別として銀行が皆様に選んでほしい住宅ローンは「10年固定金利」であることは確かです。