ソニー生命が貯蓄性4商品を販売停止

 

ソニー生命保険は、円建ての一時払い終身保険など貯蓄性商品の販売を5月に一部停止しました。

 

マイナス金利政策による金利低下で、契約者に約束する利回り(予定利率)の確保が難しくなったことによるものです。

 

販売を停止したのは、健康上の告知がいらないタイプの一時払い終身保険や5年ごとに運用成績に応じた配当を受け取れる個人年金保険、養老保険などの4商品です。

 

契約時に保険料をまとめて納める一時払い終身保険については、4月に予定利率を1%から0.75%に下げたばかりでしたが、急速な金利低下で収益性が悪化しました。

 

一時払い終身保険については、日本生命が銀行窓販を休止したり、住友生命が保険料を引き上げたりするなどの動きが続いています。