山下FPブログ記事

2016.07.20 / ★ 経済の見通し

経常黒字が22ヶ月ぶりに縮小

★ 経済の見通し

 

 

経常黒字が22ヶ月ぶりに縮小

 

財務省が発表した国際収支統計によりますと、5月の経常収支は1.8兆円の黒字でした。

 

円高で海外からの配当や利息が目減りしたこともあり、黒字額は前年比2%減で、22ヶ月ぶりに減少しました。

 

新興国経済の減速などで輸出が低調でしたが、原油安で輸入が減り、貿易収支は黒字に転換しました。

 

経常収支は23ヶ月連続の黒字となり、引き続き高水準を維持しましたが、2014年7月以来の減少となりました。

 

原油価格が上昇しつつあり円高基調が続けば、黒字が積み上がる流れが変わる可能性があります。

 

内訳は、第一次所得収支は1.9兆円の黒字でしたが、円高で海外からの配当などが目減りし、前年比5%減少しました。

 

貿易収支は、輸出が12%輸入が13%それぞれ減少し、前年の487億円の赤字から399億円の黒字に転換しました。

 

サービス収支は、訪日外国人の消費が大きく伸び、1174億円の黒字となりました。

2016.06.21 / ★ 経済の見通し

IMFがEU離脱の影響を試算

★ 経済の見通し

 

 

IMFEU離脱の影響を試算

 

国際通貨基金(IMF)は、英国がEUを離脱すれば、2019年の同国のGDPが残留時に比べ5.6%減少するとの試算をまとめました。

 

IMFは、離脱により通商交渉などが停滞したケースを試算し、17年は経済成長率が0.8%のマイナスに転落すると指摘しています。

 

残留した場合は2%強の経済成長が続くと見ていますが、離脱すればGDPの規模が残留時に比べて18年は5.2%、19年は5.6%少なくなると分析しています。

 

EUWTOとの交渉が順調に進んで貿易や投資の混乱が少なければ、17年の成長率は1.4%、18年も1.8%を維持でき、GDPの減少幅も19年時点で1.4%にとどまると見込んでいます

 

英国には、国際的な銀行や保険会社が集積していますが、IMFEU離脱によって英金融界の優位性が失われるリスクがあり、主要金融市場の混乱が増すと懸念しています。

2016.06.17 / ★ 経済の見通し

世銀が世界成長率の見通しを引き下げ

★ 経済の見通し

 

世銀が世界成長率の見通しを引き下げ

 

世界銀行は、2016年の世界の実質国内総生産(GDP)成長率を2.4%に下方修正しました。

 

1月時点では2.9%を見込んでいましたが、資源輸出国の大幅な成長鈍化で0.5%引き下げました。

 

内訳は、先進国が1.7%、新興・途上国が3.5%とそれぞれ下方修正しました。

 

特に下げ幅が大きいのは新興・途上国の資源輸出国で、成長率は0.4%と1.2%下方修正しました。

 

先進国の減速も深刻で、日米もそれぞれ0.8%下方修正となりました。

 

日本は、個人消費の低迷と輸出の伸び悩みで0.5%成長にとどまると予測しています。

 

米国は、輸出やエネルギー関連投資の不振で1.9%にとどまるとみています。

 

中国は6.7%、インドは7.6%と資源輸出に頼らない新興国は底堅い見込みとなっています。

 

一方、政情不安のあるブラジルは17年まで3年連続のマイナス成長の予測で、

ロシアの16年は1.2%のマイナス成長となっています。

 

先行きのリスクとしては、新興国や途上国の民間債務の急拡大を挙げており、企業財務が悪化すれば設備投資や雇用が下振れし、経済成長をさらに下押しする悪循環になると懸念しています。

 

山下FPブログ記事月別アーカイブ